守る仕組みと防御の工夫

なぜその仕組みで、利率や回収感覚が変わったのか

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昔の僕は、
何かの数字が良くなった時、
その理由をわりと雑に考えていた。

 

増えた。
伸びた。
回収が早まった。

 

それだけで満足してしまって、
「なぜそうなったのか」までは
あまり深く考えていなかった。

 

でも、今はそこを分けて考えるようになった。

 

なぜ利率が良く感じたのか。
なぜ回収が早く感じたのか。
なぜ含み損の感じ方まで少し変わったのか。

 

そこには、
ただ運が良かったとか、
たまたまハマったとかだけじゃない理由があったと思っている。

 

今考えてみると、
何も考えずに回していた頃の自分を叩きたいくらいだ。

 

 

土台にあったのは、受け方を調整できることだった

前の記事でも書いたように、
僕がその仕組みに感じていた価値は、
単なる効率化ではなかった。

 

もちろん、
結果として利率が上がった感覚はあったし、
回収が早くなった感覚もあった。

 

でもその土台にあったのは、
受け方を調整できることだったんじゃないかと思う。

 

自分の性格はどっちかと言うと
イケイケどんどんな性格だった。
だから、損切りや破綻は致し方ないと割り切ろうとか考えてたから
あまりそこまでの過程を重視してたわけではなかった。

 

でも、実際はそんなことなくて
相場で苦しくなる時って、
必ずしも負けた時だけじゃない。

 

重く受けすぎた時。
想定より深く食らった時。
戻るまでの時間が長くなった時。
その間にメンタルまで削られた時。

 

このへんが重なると、
数字以上にしんどくなる。

 

どっちの結果でもいいから「早く決着してくれ…」
そう思ってしまうくらい、しんどかった。
割り切るんだから辛くないんじゃなかったの?って自分に問いただしたいくらいだ。

 

でも、逆に言えば、
受け方が少し変わるだけでも、
体感はかなり変わる。

 

僕はそこが大きかったんだと思う。

 

 

同じものでも、どう受けるかで感じ方は変わる

たとえば、
同じものをそのまま受けるのと、
自分に合う形に少し調整して受けるのとでは、
当然感じ方が変わる。

 

重すぎるなら軽くする。
速すぎるなら間を取る。
そのままだと危ないなら、少し守り寄りに寄せる。

 

こういう調整は、
派手ではない。
でも、効く。

 

例えば、水面ギリギリで息を吸うのと
胸やお腹までの水位での呼吸は気持ち的にも雲泥の差だと思う。
受け方を変えるってまさにそういうこと。

 

僕が利率の変化を感じたのも、
単純に利益だけが増えたというより、
無駄に重く受けなくなった分、全体の回り方が少し良くなった
という側面が大きかった気がしている。

 

回収感覚が変わったのも、受け方が変わったからだと思う

回収感覚が変わったのも、たぶん同じだ。

 

以前の僕は、
一度崩れると回収までが遠かった。

 

利益が出ても、
途中の苦しさが重い。
戻るまでの時間が長い。
その間に「もう無理かも」が何度も頭をよぎる。

 

これがしんどかった。

 

でも、受け方を少し変えられるようになると、
回収というものの見え方も変わる。

 

もちろん、
一瞬で全部が良くなるわけじゃない。
苦しい時は苦しい。
それでも、

 

・傷が浅い
・戻しやすい
・立て直しやすい
・トータルで見た時にまだ前へ進める

 

一度崩れて絶望を味わったあとでも、
「まぁ、たぶん何とかなるかな」
と思える余地がある。

 

この感覚があるだけで、
回収の現実味が全然違う。
というか、精神的に追い詰められないし、過度に焦らない感覚かな。

 

僕にとっては、
そこがかなり大きかった。

 

 

全部をそのまま受けている感じが減った

数字だけで言えば、
利率が少し上がるとか、
回収が少し早くなるとか、
そういう表現になるんだと思う。

 

でも体感としては、
もっと手前のところが変わっていた。

 

それは、

 

全部をそのまま受けている感じが減ったこと。

 

ここだと思う。

 

相場って、
勝つか負けるかの前に、
どう受けるかでかなり変わる。

 

まともに全部食らえば苦しい。
少しでも調整できれば、まだ余地が残る。
その余地があるだけで、人はかなり違う。

 

だから僕は、
利率や回収の変化を見た時も、
「増えた」だけで終わらせちゃいけないと思った。

 

その裏で、
何が軽くなったのかを見ないといけない。

余力を生んでる源をしっかりと探す感じだ。

 

 

苦しい場面で、少しでも助かりやすくすること

僕の中では、
その仕組みの価値はここにあった。

 

利益を盛るためだけじゃない。
見栄えを良くするためだけでもない。
苦しい場面で、少しでも助かりやすくすること。

 

ここに意味があった。

 

しかもこれは、
ただのお得話ではなくて、
守りの思想ともちゃんとつながっている。

 

僕はこれまで、
一発逆転を狙ってズレてきたし、
爆益に心を揺らされてきたし、
危ない前兆も何度も無視してきた。

 

そんな僕にとって大事だったのは、
一撃で全部を変えることじゃない。

 

崩れた時に、まだ立っていられること。

 

その感覚を少し現実に近づけてくれたからこそ、
この仕組みに意味を感じたんだと思う。

だから僕は強くなったんじゃない。
そう、しぶとくなったんだ。

 

 

単なる数字の改善ではなく、余地の増加だった

もちろん、
何度も言うように聖杯ではない。

絶対に安全になるわけでもない。
全部を避けられるわけでもない。
相場が荒れれば普通にしんどい。

 

でもそれでも、
ただ受けるしかない状態から、
少しでも調整できる状態へ寄せられる。

 

それだけで、
利率の見え方も、
回収の見え方も、
かなり変わる。

 

たぶん僕が感じていたのは、
単なる数字の改善じゃなくて、

 

「まだ終わっていない」と思える余地の増加

「これくらいで終わらない」
と思える余地があること

 

だったんだと思う。

 

 

次は、含み損の感じ方がなぜ変わったのかを書いていく

次の記事では、
その仕組みを使うことで
なぜ含み損の感じ方まで変わったのかを、
もう少し深く書いていこうと思う。

 

数字の話だけじゃなく、
メンタルや体感の話として。
なぜ「助かる感覚」が出てきたのか。
なぜ「丸腰じゃない」と思えたのか。

 

派手な話ではない。
でも、こういう地味な変化の方が、
今の僕にはずっと大事だ。

 

勝ち方の前に、受け方を変える。

 

今はそれが、
かなり本質に近い気がしている。

 

もしかしたら最近になって、
ようやく「相場に長く生き残る」という意味をちゃんと理解できたのかもしれない。

 

 

 

この記事で書いている“守るための仕組み”について、僕が実際にどう見ていたのかをこちらにまとめました。

ライクネスを「楽する道具」ではなく、「丸腰で相場に立たないための防御手段」として見ていた理由を書いています。

→ ライクネスを“防御手段”として見ていた理由▶

 

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ヤマオ|丸腰勇者

一発逆転ではなく、生存と再建。

ヤマオ|丸腰勇者

FXで何度も遠回りし、爆益の夢にも焼かれながら、今は「守りながら増やす」を軸に再構築中。 EA、コピー運用、裁量、研究まで、相場で生き残るための実戦と検証を記録しています。 ※アイコンは美化1000%くらい過剰です

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